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車のサブスクの維持費は毎月いくらかかる? 必要な維持費を新車購入の場合と比較

【解説】車のサブスクの維持費はいくら?月額料金以外に必要な維持費を新車購入時と比較 車のサブスクとは?

車のサブスクは月額料金だけですべてコミコミだと言われますが、どこまでの維持費が含まれるのでしょうか?

この記事では、車のサブスクサービスを利用したときにかかる維持費を解説します。

  • 車のサブスク料金には何の料金が含まれるの?
  • 月額料金以外に必要な維持費には何がある?
  • 購入した場合とサブスクの場合は維持費にどれくらい差がある?

こうした疑問にお答えします。ぜひ参考にしてみてください。

 

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【車を買ったらどんな維持費がかかる? 種類と費用を一覧で解説】

【車の維持費には何がある? 種類とかかる費用一覧】

車は購入したら終わりではありません。毎月様々な維持費がかかるのです。

車の維持費と呼ばれるものには以下のようなものがあります。

  • 月々の車両費支払額 (+ローン金利)
  • 自賠責保険料
  • 自動車保険(任意保険)料
  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 法定点検費用
  • 車検基本料
  • 部品、消耗品交換費用
  • 駐車場代
  • ガソリン代

それぞれ解説します。

 

・月々の車両費支払額 (+ローン金利)

一括購入ではなくカーローンを利用して分割で車両価格を支払う場合、月々の返済額も維持費の1つになります。

その際は、車両価格だけでなくローン金利も支払う必要があります。

 

・自賠責保険料

車の所有者全員に加入が義務付けられている保険が自賠責保険です。

保険期間や車種によって金額が異なりますが、24ヵ月で普通車が25,830円、軽自動車が25,070円などと定められています。

自賠責保険は毎月発生するものではなく、契約年数ごとに支払いが発生します。

 

・自動車保険(任意保険)料

任意保険は、自賠責保険ではカバーできないケガの治療費や車の修理費用などに対する保険のことです。

加入は任意ですが、もし事故にあった場合に保険に加入していないと数百万円以上もの負担になってしまうため、万が一に備えて加入は必須と言えるでしょう。

実際に日本では、自動車保有者の90%近くが加入しています。

自動車保険の料金は補償内容、年齢、事故歴、地域などさまざまな要因で決まります。

保険の窓口インズウェブの調査によると、以下が支払額の目安となっています。

記名被保険者の始期日年齢 車両保険なし 車両保険あり(一般的)
18歳~20歳 157,935円/年 333,231円/年
21歳~25歳 82,235円/年 159,711円/年
26歳~29歳 48,269円/年 87,788円/年
30代 32,725円/年 59,994円/年
40代 30,424円/年 57,029円/年
50代 28,780円/年 56,896円/年
60代 27,544円/年 52,525円/年
70歳以上 34,405円/年 60,152円/年

上記の金額は年額ですが、年払いではなく月払いにして支払うことも可能です。

一般的に年齢が若いほど任意保険の料金は割高になっています。これは若年層の方が事故率が高いことが原因です。

 

・自動車税

毎年4月1日時点の自動車保有者に対して支払い義務のある税金が自動車税です。自動車税は所有する車の排気量に応じて値段が変わります。

排気量 2019年9月までに購入 2019年10月以降購入
軽自動車 10,800円 10,800円
排気量1000cc以下 29,500円 25,000円
排気量1000cc超から1500cc以下 34,500円 30,500円
排気量1500cc超から2000cc以下 39,500円 36,000円
排気量2000cc超から2500cc以下 45,000円 43,500円
排気量2500cc超から3000cc以下 51,000円 50,000円
排気量3000cc超から3500cc以下 58,000円 57,000円
排気量3500cc超から4000cc以下 66,500円 65,500円
排気量4000cc超から4500cc以下 76,500円 75,500円
排気量4500cc超から6000cc以下 88,000円 87,000円
排気量6000cc超 111,000円 110,000円

この金額が年に1回請求されます。

 

・自動車重量税

購入時や車検時にかかる税金が自動車重量税です。自家用乗用車の場合、以下の料金がかかります。

軽自動車を除く(普通車) 軽自動車
新車登録~12年目 4,100円/0.5トン 3,300円
13~17年目 5,700円/0.5トン 4,100円
18年目以降 6,300円/0.5トン 4,400円

例えば1.5トンの12年以内の登録車の場合、年間12,300円が重量税としてかかるということになります。

 

・法定点検費用

法定点検は、定期的に受けなければならないことが法律で義務付けられている整備のことです。車検とは異なります。

自家用車の場合、 12ヶ月点検(1年点検)と、24ヶ月点検(2年点検)が必須となっています。

基本的な点検費用は1回あたり10,000〜20,000円が相場ですが、消耗品の交換が必要な場合はさらにパーツ代や工賃がかかります。

 

・車検基本料

車検は新車購入から3年目、それ以降は2年ごとに実施が義務付けられている検査です。

車種ごとに検査の基準価格(法定費用)が定められています。基準価格に加え、ディーラーやカー用品店など車検を行う場所によって車検基本料や代行費用、部品費用が加算されます。

一度の車検で安くても10万円ほどは必要になります。

 

・部品、消耗品交換費用

法定点検や車検時に消耗品の交換が必要になることもあります。それぞれのパーツの交換時期と料金の目安は以下の通りです。

パーツ 交換年数目安 交換費用目安
バッテリー 2〜3年 約20,000円
エンジンオイル 半年〜1年 約2,000円
エンジンオイルフィルター 10,000kmごと 約4,000円
ブレーキオイル 2年 約6,000円
ブレーキパッド 50,000kmごと 約20,000円
エアクリーナー 30,000kmごと 約5,000円
ワイパーブレード&ゴム 1年 約3,000円

この他にも、スパークプラグやエンジン冷却水の交換が必要になる場合もあります。

 

・駐車場代

自宅の敷地以外の場所に車を停める場合、駐車場を契約しなければなりません。

地域のほか、アスファルトか砂利かといった地面の状態などによって金額は変わりますが、全国平均では月額8,000円ほどがかかります。

 

・燃料(ガソリン)代

月間の走行距離や車の燃費によって差がありますが、目安としては月額5,000円〜10,000円ほどのガソリン代が必要になります。

こうしたものが車の維持費と呼ばれるものです。

合わせると、カーローンの返済を抜いた車の維持費だけでも年間で40万円近くかかる計算になりますね。

では、車のサブスクの場合、これらの維持費がどれくらい不要になるのでしょうか?

 

【車のサブスクは月額費用にどの維持費が含まれる?】

【車のサブスクの料金にはどんな維持費が含まれる?】

車のサブスクはKintoやカルモくんなど様々な会社からサービスが提供されています。そして、サービスによって内容も様々。

月額料金にどの程度含まれるかというのは、各サービスの詳細を見ていく必要があります。

ですが、基本的には以下の維持費が含まれる場合が多いです。

  • 月々の車両費支払額 (+ローン金利)
  • 自賠責保険料
  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 法定点検費用
  • 車検基本料
  • 部品、消耗品交換費用

つまり、車のサブスクを利用した場合に必要になる維持費は以下の3つということになります。

  • 自動車保険(任意保険)料
  • 駐車場代
  • 燃料(ガソリン)代

ただし、任意保険に関しては「Kinto」や「SOMPOで乗ーる」のように、月額料金に含まれているところもあります。

元々含まれていないサービスでも、申し込みの時に任意保険も同時に申し込めるところがあります。そうしたサービスを使えば、任意保険を別で契約せずに済みます。

駐車場代やガソリン代といった維持はサブスクの料金以外で必要になります。

ただし、家に駐車場があるのであれば駐車場を契約する必要もありませんので、ガソリン代だけが維持費ということになります。

 

【車のサブスクで月額料金以外に必要な維持費は?】

【サブスクの月額利用料以外にかかる車の維持費はいくら?】

任意保険までコミコミになっている「KINTO」や「SOMPOで乗ーる」であれば、月額料金以外にかかるのは駐車場代とガソリン代のみ。

家に駐車場があるのであれば、サブスク料金以外に必要なお金はガソリン代のみで済みます。ガソリン代だけなら月に数千円ですね。

駐車場の契約が必要ならさらに5,000円〜10,000円。任意保険に自分で加入するなら、こちらも月額5,000〜10,000円ほどが維持費として必要になります。

普通に購入していたら年間で40万円ほどの維持費がかかる計算になるので、サブスクにはかなりの維持費が含まれていることがわかります。

 

【注意!場合によっては車のサブスク料金以外に必要な4つの費用】

【注意!場合によっては月額料金以外に必要になる4つの費用】

車のサブスク料金以外にかかる維持費は上記のように、ガソリン代や駐車場代だけです。しかし、場合によっては支払いが必要になる費用が存在します。

それは以下の4つです。

  • 残価精算費用
  • 原状回復費用
  • 走行距離超過費用
  • 中途解約金

それぞれ解説します。

 

・残価精算費用

残価精算費用は、主に以下の2つのシーンで必要になる場合があります。

  • 途中解約した場合
  • 契約満了時

残価とは、残存価格の略で要は「いくらで売れるか」という買取価格のことを指します。

車のサブスクでは、契約期間満了後にいくらで売れそうかを計算して予想買取価格を算出します。そして、その買取金額を引いた額を毎月の支払い料金で割っている場合が多いです。

例えば300万円の新車の場合、3年後に150万円で売れると考えられれば、残りの150万円を毎月の支払っているということ。300万円の車なのに150万円しか払わなくて良いのでお得ですよね。

しかし、契約満了時や解約時に予想の買取価格を下回る場合があります。

150万円で買取されるはずだったのに相場が変わって100万円になってしまった。その場合は差額の50万円を払わなければならなくなります。

これが残価精算です。維持費とは異なりますが、こうした費用が必要になる場合があることは知っておきましょう。

ちなみに、これは残価設定のオープンエンド方式の場合の話です。残価設定のクローズドエンド方式の場合は支払いの必要がありません。

契約時には残価の方式も確認しておくようにしましょう。

 

・原状回復費用

上述した通り、車のサブスクで利用した車は契約満了後に中古車買取業者に売却したり、他の用途に使われます。

しかし、車の状態が悪かったり改造がなされているような場合だと、予定買取価格が下落してしまいますよね。

それを避けるために、車のサブスクサービスでは基本的に原状回復して返却することが求められます。

改造をしたり、目に見えて状態が悪くなっている場合は、その状態を修復するために費用がかかります。

ただし、日常使いによるかすり傷や、経年による劣化などの修繕費用は元々の月額料金に入っています。

なので、一般的な使い方であればそこまで気にする必要はないでしょう。

 

・走行距離超過費用

車のサブスクでは契約期間内で走行可能な距離が定められています。それは残価を落とさないためです。

走行距離は買取価格に大きく影響を与える要素です。

例えば1万kmの走行を予想して残価を設定しているのに、2万km乗ってしまったら残価は大きく下がってしまいますよね。残価精算で高額な出費になってしまうかもしれません。

それを避けるためにも、走行距離の制限は守る必要があります。

もしも規定の走行距離を超えてしまった場合、「走行距離超過費用」というものの支払いが求められます。

サービスごとに金額は異なりますが、「1kmあたり10円」といったところが多い印象です。

ちなみに、走行距離上限は月間1,000kmのように指定されますが、これはあくまで目安です。

3年契約であれば36,000kmが上限になっているだけなので、2,000km走る月があってもトータルで36,000km以下であれば問題ありません。

 

・中途解約金

4つ目の費用は中途解約金です。

5年契約で申し込んだのにそれ以前で解約をする場合、残りの期間の月額費用相当額を支払わなければならなくなります。

ただし、中には解約金不要のオプションをつけられるサービスや、そもそも解約金不要でいつでも解約可能なサービスもあります。

解約金不要な分ほかのサービスよりも月額料金が割高になりますが、いつでも自由に解約を希望される方は検討してみると良いでしょう。

 

【気になる車のサブスクサービスはオンライン無料相談を受けてみましょう】

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車のサブスクは、自動車の維持にかかるさまざまな費用が月額料金に含まれます。

任意保険まで込みのプランであれば、サブスク以外の維持費は車のガソリン代ぐらいで済みます。

車は購入後にも何かと出費がかさむので、とてもお得で利便性の高いサービスと言えます。

急な出費で困ることを避けたい方は、購入よりもサブスクの方が精神的に気楽で済みますよ。

車のサブスクの維持費については、今回の記事でなんとなく理解してもらえたのではないでしょうか。

しかし、初めて利用するときにはいろんな不安や疑問があると思います。私もそうでした。

自分で情報収集を進めるのも良いですが、車のサブスクサービスのオンライン無料相談を受けて直接いろんな疑問を投げかけてみるのもおすすめです。

私も自分で情報収集する中で混乱していましたが、一度直接相談したことでいろんな不安や疑問が解消しました。

気になるサービスや乗りたい車を扱っているサブスクサービスがあれば、ぜひ気軽に問い合わせをしてみてください。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

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